コーチ部(車外装備品)

清水タンク  

B.C.Vernon:240L
PleasureWay :115L(一部の車両をのぞく)
Armstrong:155L

セルフメンテナンス

PP(ポリプロピレン)製のため、基本的にはカビなどの発生はありませんが、水道水中の不純物が溜まりやすく、そのまま使用していると、ウォーターポンプを詰まらせる原因となります。年に一度くらいの清掃をお勧めします。
清掃のしかた:清水タンクを満タンでキッチンハイターを濃度1/100で入れ一日おく。→排水後、水洗いを2回行う。→満タンで濃度1/100のお酢を入れ二日間置く。→再度水洗いをし排水終了。
注意)井戸水、天然水などの自然水は入れないでください。ポンプ故障の原因となります。

グレータンク

B.C.Vernon19:100L
B.C.Vernon22.5:120L
B.C.Vernon24:120L
PleasureWay :78L~92L
Armstrong:110L

セルフメンテナンス

汚水を排水した後、再度7割ぐらいの水をいれ、専用の洗浄剤を入れ走行しタンク内を濯ぎ排水してください。

パーツ販売:タンク清掃剤LinkIcon

ブラックタンク

BC.Vernon19:100L
BC.Vernon22.5:120L
BC.Vernon24:120L
PleasureWay :45L~65L
Armstrong:42L

メンテナンス

グレータンクと同じように清掃してください。特にブラックタンクは固形物やトイレットペーパーなどが、内容量感知センサー部に付着し室内の感知ランプが誤動作を起こす場合が有りますので、確実に清掃してください。オプション品として、便器側からタンク内を清掃する用具も販売されています。

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電気廻り

室内機能はAC-DCコンバーターによりAC100Vの電子レンジ、ルーフエアコン、冷蔵庫(ACレンジ)のほかは、全てDC12Vで作動します。電源は、AC100Vは外部フックアップまたは発電機による供給。DC12Vはサブバッテリー、コンバーター、車両オルタネーターから供給されます。

サブバッテリー  

現在は密封式デープサイクルバッテリー、バッテリー_0059.jpgACデルコ製105Aの物をお勧めしています。一部価格の安い物が出回っていますが、品質が安定してないための不良品がみられますのでご注意ください。サブバッテリーはセルモーターのように一瞬の電力を必要とするメインバッテリーとは用途が違い、電気を長時間に渡り使い続け、容量が減ってもある程度は回復し、何度も充電して使える様な仕組みになっています。フォークリフト、プレジャーボートなどに用いられる物と同性格です。

走行中充電

B.C.Vernonはリレー方式。PleasureWayはアイソレーター方式を採用しています。また過電流が流れたとき、機器を守るため動作するサーキットブレーカーが回路中には入っています。取り付け位置は各車両、年式で異なるため、車両毎の確認が必要です。通常、バッテリーまたはコンバーターの近くに取り付けられています。
◉充電量
1時間走行した場合、3Aの充電が行われます。
◉点検
エンジン停止時と始動後で電圧に変化がなければ問題有りません。テスターがない場合、バッテリーレベルメーターでも判断できます。
◉サーキットブレーカーの復帰復帰スイッチ0455.jpg
- B.C.Vernon:数分で自動復帰します。
- PleasureWay:復帰ボタン付きのブレーカーを使用しているため、ブレーカーが作動中にはサブバッテリーは充電されません。復帰ボタンを押し復帰させてください。場所は年式により異なります。当ショップにご確認ください。

AC100Vでの充電(ACフックアップと発電機での充電)

外部の家庭用電源を引き込み、車両搭載のAC-DCコンバーターでDC12Vに変換してサブバッテリーを充電します。発電機でも同様の充電が行われます。
◉充電量(家庭用電源):充電能力は3〜5A程ですので、単純計算でも24時間充電した場合、72A〜120Aの充電が行われます。(実際はそれ以上かかります)
◉充電量(発電機):1時間充電した場合、3A〜5Aの充電が行われます。
注)バッテリーレベルランプについて:9Vまで電圧が落ちているバッテリーでもエンジンを始動すると充電が始まり、バッテリー端子に13~14Vの電圧がかかるためレベルランプはFullを示します。また停止直後は残留電圧が残るためFullまたはGoodを示します。AC充電でも同様です。慢性的に充電不足のサブバッテリーは専門ショップの充電器でないと復帰しない場合があります。

サブバッテリーのソーラパネルによる充電(オプション)

80Wソーラーチャージャーは1時間3Aの充電量です。

パーツ販売:ソーラーチャージャーLinkIcon

セルフメンテナンス

◉メンテナンスフリーバッテリー:
注意:完全放電すると元の性能に復帰しなくなり持続力が低下します。完全放電で放置すると極板上に硫酸鉛が固着し充電をしても元の状態に回復しない(サルフェーション)状態になってしまうためです。完全放電前の補充電が必要です。
◉従来型:電解液(バッテリー液)の量は毎月必ず点検してください。バッテリー液が無くなり極板が露出してしまうと極板の酸化が始まり充電能力の低下、または不能状態になります。
バッテリー不使用の場合でも半月から一ヶ月位での補充電は必要であり完全放電はさせないでください。サブバッテリー完全放電しますと充電しても元の状態に復帰しません。

サブバッテリー耐久年数

性能を最大に発揮できるのは約2年です。

パーツ販売:ACデルコ製サブバッテリーLinkIcon

※バッテリーの基礎

バッテリーの構造:陰、陽、異なった鉛板を電極とし、これらと電解液(希硫酸)との化学反応により電気を取り出したり、溜めたりできる電池です。極板群は単電池(1セル)といい、完全充電で2.1Vの電圧を発生します。これを直列に6つ繋げば12Vのバッテリーとなります。
電解液の比重:バッテリーが完全放電状態にあるときは20℃で、1.26(熱帯地1.24、寒冷地1.28)を標準とします。
バッテリーの起電力:1セルあたり2.1Vですが、電解液比重、液温、放電の程度によって異なります。起電力は液温が低下すると低くなりますが、これはバッテリー内の化学作用が暖慢になり電解液の抵抗が増加するためです。
放電終止電圧:バッテリーはある程度まで放電すると電圧は急激に低下し、その後は放電能力がなくなり、保守上重大な悪影響を及ぼします。この放電終止電圧は1セルあたり1.75V(10,5V)です。(最後の1Vまでは使えません)
バッテリー容量:完全充電されたバッテリーから放電終止電圧まで放電する間に取り出せる電気量で表され、アンペア時容量(Ah)=放電電流(A)×放電時間(h)で計算します。例えば120Aのバッテリーの場合、テレビデオ、室内灯1灯、FFヒーターを使用したときの消費電力が10A強ですので、完全充電時で約10時間の使用が可能です。ただし、放電電流が大きくなる程、取り出す事の出来る電気量は低下するほか、液温、比重。液量によってもこの容量は変動します。

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発電機 ONAN2.8Kw  

アメリカのオナン社製です。北米系のモーターホームの殆どの車種に搭載されている車載用の発電機です。大型のモーターホームには4Kwのものも搭載されています。

セルフメンテナンス

・エンジンオイルは減りやすく、オイルが少ないと安全発電機_0059.jpg装置をきかせエンジンをかからなくし、多すぎると負荷が多きくなりエンジン不調を起こします。オイルレベルの点検はこまめに行ってください。
オイルレベル点検:オイル注入口のふたにレベルゲージがついています。差し込んだ状態(締め込まない)でチェックしてください。
・ 最低でも月に二回くらいはエンジンを20分位回してください。燃料が車両のガソリンタンクと共有のため、タンクの呼吸により吸い込まれる空気中の水分やゴミにより、キャブレター内部を腐食させ不調や始動困難な状態を起こします。キャブ内のガソリンを入れ替える程度でも始動してください。発電機切替0450.jpg
・エアクリーナーには夏冬の切り替えレバーの付いている物がありますので夏冬の切り替えをおこなってください。

主な仕様 ONAN2.8KV

・ 空冷式 4サイクル単気筒
・ 総排気量 197cc
・ 最大出力 7PS/3600rpm
・ 出力電流 23.3A 60Hz 120(100)V
・ 燃料 ガソリン(車両ガソリンタンク共用)
・ 燃費 2/1負荷時 1.14L/時間 全荷時 1.63L/時間
・ エンジンオイル 5W/40または5W/30(化学合成のシンテックオイルをお勧めします)
・ オイル消費 0.2L/100時間

◉オイル交換時期→100時間または半年 
◉ プラグ交換時期→500時間 
◉ エアクリーナー交換時期→150時間 

パーツ販売:プラグ<Ford>LinkIcon パーツ販売:プラグ<Dodge>LinkIcon

パーツ販売:エアクリーナー<Ford>LinkIcon パーツ販売:エアクリーナー<Dodge>LinkIcon

故障と対策:エンジンがかからない/すぐ止まるLinkIcon 故障と対策:エアコンを使用すると止まるLinkIcon

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ルーフエアコン  

スウェーデンのエレクトララックス社製の車両専用のルーフエアコンです。
注意)
キャンプ場などフックエアコン_0055.jpgアップで作動させるためには25~30Aの電源が必要です。
発電機での動作:エアコンを入れると発電機が止まる、またはブレーカーが作動してしまう場合が有ります。本体の調子もありますが殆どの場合、A/C冷媒圧力の差が大きいためコンプレッサー起動電流が発電機の最高出力を越えてしまうのが原因と考えられます。個体差はありますがコンプレッサー起動電流は実測で33~35Aまで上昇します。ただ一瞬なので発電機が止まる、ブレーカー動作する現象が必ず起きるとは限りません。予防は難しいですが、しばらく送風運転の後エアコンに切り替えるとうまくいく場合があります。また一度エアコンをきった場合(止まってしまった場合)には冷媒圧力が上がっているため、すぐに作動させると故障の原因となります。必ず次の作動まで10分は間隔を開けてください。

セルフメンテナンス

室内ユニットフィルターの清掃

主な仕様 

・冷却能力 11000BTU/時間      パーツ販売:最新エアコン(コールマン・マッハlll)LinkIcon
・ 作動電力(全負荷時) 12.8A
・ 全使用全力 1.6kw                              milk_btn_pagetop.png


FFヒーター  

燃焼用の空気を車外より取り入れ、燃焼ガスも強制的に車外に排気します。車外の空気を暖めモーターファン(消費電力:6.8A)により車内循環させ、車外に排気します。室温調整は室内サーモスイッチにより温度設定をしますので就寝時でも作動させられます。
B.C.Vernon :Atwood社製 
PleasureWay:Atwood社製 Suburban社製
■写真

セルフメンテナンス/使用上の注意

・車内の吹き出し口の前には物を置かないでください。高温になると安全スイッチ作動しFFヒーターが自動停止します。冷えれば自動的に復帰し使用できるようになります。
・使用後のサーモスイッチの切り忘れが多くあります。帰宅時の車両の室温は暖かくサーモスイッチによりFFヒーターが止まった状態が多く、そのままLPGの元は閉めるもののサーモスイッチは切り忘れてしまいます。室温が下がると、ガスの供給は止まっているので着火はしませんがサーモスイッチが働きファンを作動させます。室温が上がらない限り作動し続け、サブバッテリー上がりの原因となります。必ずサーモスイッチを切る習慣をつけてください。
・ボイラー外側に黒煙が上がる場合は、空気調整弁を調整してください。

パーツ販売:デジタルサーモスタットLinkIcon

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温水器  

貯湯式湯沸かし器で容量は23Lです。温水器_0001.jpg自動着火で水温60℃になると、ボイラー内のサーモセンサーが作動し点火とガス供給を止めます。サーモセンサー故障した場合でも87℃でガス供給を遮断します。万が一この機能が作動しない場合でも水温99℃またはタンク内圧力が8.75kg/cm以上になると安全弁が開き本体を守ります(作動中、安全弁より水漏れする場合がありますが故障ではありません)。車内へのお湯の供給はボイラー上部よりされ、減った分はボイラー下部よ供給されます。
注)寒冷地での使用後は必ずボイラー内部の水を完全に抜いてください。凍結による破裂の恐れがあります。リンク→冬メンテ
BC.Vernon :Atwood社製ウォーターヒーター
PleasureWay:Atwood社製/Suburban社製ウォーターヒーター

セルフメンテナンス

・外部燃焼質より黒煙が出る場合は、空気調整弁を調整してください。
・寒冷地での冬期保管はボイラー下部のドレインプラグより水を完全に抜きタンク内の衛生と凍結を防ぎます。本体下部のボルトをドレインコックと交換すると便利です。

パーツ販売:ホットロッドLinkIcon

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シーリング  

雨漏りは必ずおこるトラブルです
モーターホームは車両が大きい分、傾きや段差の乗り越えなどで見た目にはわからないねじれがでます。シーリング剤の劣化もありますが、新しいシーリングでもはがれる場合があります。
水の浸入は、どんなに小さな経路でも一度通ってしまうと毛細管現象により吸い込まれるよう侵入します。目視ではわからず水が浸入するまでわかりません。シーリング剤は3-4年位で劣化による「やせ」が見られます。

セルフメンテナンス

・シーリング面を点検し、シール済が切れたり痩せたりする部分があればシーリングを完全に剥離して再シールしてください。
・ 6年くらいを目処に劣化しているシールは完全に剥離し再シールしてください。
・シーリング剤はホームセンターで購入できるシリコン系のものを使用してください。

LPG  

使い方、季節により違いますが、冬以外の季節で温水LPG_0053.jpg器/冷蔵庫を24時間使用、ガスレンジを使用した場合、二日で6~7kgの消費を目安にしてください。また、LPGはガソリンと同様、販売地域により性質が違います。最近LPG購入の規制が強化され購入にはガス設備証明書が必要な場合が多くなりました。リンク→冬のメンテ

パーツ販売:ガス設備証明書発行/対策パーツ交換LinkIcon

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